3Dスキャンの手法として挙げられるフォトグラメトリとLiDARを比較してみました。
フォトグラメトリはこちらの記事で紹介したPhotoCatch
LiDARはScaniverseをそれぞれ使って3Dモデル化しています。
生成された3Dモデルはどちらもobj形式で書き出しBlenderで表示しています。
上の画像は生成された3Dモデルを全体像で比較したものになります。
生成された3Dモデルを以下で自由にご覧ください。(クリック&ドラッグで拡大縮尺と回転が可能です)
↓LiDAR(Scaniverse)で生成した3Dモデル
↓フォトグラメトリ(PhotoCatch)で生成した3Dモデル
全体像で比較するとフォトグラメトリの方がモデルの欠けが少なく形状を捉えられています。
LiDARはレーザの照射距離の影響か車両上部に欠けが発生しています。
細部に注目し車輪周りを比較するとLiDARの方が形状をよく捉えています。
ここはスキャン出来た場所をスキャン中にリアルタイムで確認できるScaniverseの特徴でもありそうです。
フォトグラメトリとLiDARの2手法を比較しましたが、どちらもスマートフォン1つで行えるので両方実施するのが今のところは漏れの少ない方法ではないかと思います。
