3Dデータのポリゴン数によって3Dプリント品がどの様に変化するかを試してみました。
ファイルサイズ削減の目安等にどうぞ(絶対にこうなるという保証をするものではありません)。
調査データ
調査に用いたのはLumaAI(GENIE)で生成した女性モチーフの3Dモデルです。
ベースとなる3Dモデルが一番右でポリゴン数は50,380
真ん中がポリゴン数約1/5の9,540
一番左がポリゴン数約1/20の2,256
以上の3パターンを3Dプリントしました。
条件
3Dモデル生成 LumaAI(GENIE)
スケール 約1/80スケール (約20mm)
ポリゴン数削減ソフト Meshmixer
3Dプリンタ Form3
スライサソフト PreForm
材料 Formlabs製スタンダードレジン(グレイ)
以下の写真が3Dプリントと二次硬化を行いサーフェイサーを塗装した状態です。
一番右(約5万ポリゴン)と真ん中(約1万ポリゴン)では大きな差は見られませんでした。
一番左(約2千ポリゴン)では滑らかな曲面形状はなくエッジが見える状態で他2つとは差がありました。
またポリゴン数を削減した結果足首部分が細くなりサポート除去の際に折れてしまいました。
どの程度までの削減は可能かはモデルによるところが大きいとは思いますが
最もポリゴン数を削減したモデルでは画面状でも角ついている様に見えています。