2022/11/17から日本では75年ぶりとなる路面電車の新規開業に向けて宇都宮LRTの試運転が始まりました。
平石から宇都宮駅東口までの試運転初日の様子を見てきましたので簡単にまとめました。
日中 車庫~平石電停付近
日中の試運転は9時から始まり車庫から平石電停付近を往復していました。
見物に来ている方は20~30人程度でした。
夜 往路
夜の試運転は21時から始まり、日中走行した区間を経て併用軌道区間に入線し宇都宮駅東口までを1往復していました。
日中とは見物している人の数は段違いで各交差点で見ている地元の方々が多く見られました。
各電停に停車しドアの開閉などを行いながら宇都宮駅東口を目指します。
最大5km/hでの超低速走行ということもありLRTと並行して歩いている方も多く見られ試運転ならではの光景でした。
終点近くの宿郷エリアは飲み屋街ということもあり不思議な熱気に包まれながらLRTは宇都宮駅東口へ入っていきました。
夜 宇都宮駅東口
宇都宮駅東口電停では1番線と2番線の両ホームへの入線試験、シーサスクロッシングの通過試験が行われていました。
LRTと一緒に歩いてきた人に宇都宮駅東口で待ち受けていた人が重なり電停周辺は人だかりになっていました。
分岐部などではレールに白い塗料を付けて車輪の当たり具合を確認されていました。
ポイント周辺では模型作業でおなじみの塗料の香りが漂っていました。
夜 復路
復路も往路と同じように各電停での確認を繰り返しながらゆっくりと平石の車庫を目指して走行しました。
復路は日付が変わった後だけに人出は少ないながらも各交差点に見物されている方が見られたり往路同様に一緒に歩いている様子も見られました。
車内の様子
宇都宮駅東口では車内を覗けるチャンスがありました。
今後試運転を繰り返しながら来年8月の開業を目指していくということで非常に楽しみです。