DMM.make 3Dプリントの新素材、高精細プラスチックでNゲージサイズの通常の車体とディティールを盛り込んだ車体を3Dプリントしてみました。
車体の3Dプリント
出力品の全体像です。
黄土色の造形で高精細アクリルよりも濃い色をしています。
運転台部分を拡大。ブレーキハンドル等の細かい部分も造形されています。
運転台部分を裏側から
ディティールの出力
3Dプリントでどのくらいのディテールが出力できるかを試すために作った専用のハイディティール車両を高精細プラスチックで3Dプリントしてみました。
0.05~0.5mm程度の凹凸表現、線や円等の形状を各部に盛り込んでいます。
細部の拡大です。0.25mmの凸ディティールには少し歪みがありますが直径0.4mmの細いケーブルは歪みなく造形されています。
側面から
サーフェイサー塗装と造形痕処理
正面から。サーフェイサー塗装すると造形痕が際立ちます。
正面斜め上から。細かい文字(幅0.1mm,高さ0.1mm程度)も読めます。
両側面から
妻面はサポート痕が若干あります。
今回の車体の出力で一番上面になるクーラーの天面です。
造形痕の大きい側の側面
400番→1000番で研磨した状態です。削りやすく造形痕処理は容易ですがディティールも削ってしまいやすいのが難しいところです。
サーフェイサーを吹くとディティールが際立ちますが積層痕も目立ってしまいます。
ここまでやると積層痕すら何かのディティールに見えてしまいます。